仕事の喜び
どんな仕事にも魅力はあり、基本的に世の中に必要とされない仕事はありません。
その為、ある程度生活をしていく上で安定した収入が望めれば、仕事にやりがいを見つけることも可能です。仕事に向上心が持てれば自然と効率がよくなり、社会は安定して明るく明日の希望の持てる社会へと変わっていきます。
しかし、現在の求人に多い非正規雇用の多くは収入も不安定で、家庭を持って生活するにはとても不安を感じます。
また、現在の仕事の多くは、マニュアル化した行動の中で、実際に作業に従事する労働者が前向きな意見として作業の改善を訴えても、下からのボトムアップの意見は上には通りません。
責任者の多くは意見の良し悪しではなく、マニュアルから外れることで何か事件が起きた際の責任問題ばかりを気にして、機転や融通が利かない管理者が多くいます。
そんな中で仕事に意欲を持ち向上心を保つことは難しく、自然と不自然な行動にも疑問を抱かなくなる人達がいます。
そうなってくると、仕事が単なる収入を得るための糧となり、仕事を通じて人から喜ばれる喜びや自分の仕事の成果にも無関心となってしまいがちです。
従って、仕事に喜びを得られるようになる為には、努力して出世をし、自らが管理者として仕事を任されるようにならなければ、なかなか今の社会では仕事に喜びややりがいが見つけられないのが事実です。
しかし、そんなケースでも、マニュアル化した体制に従順な人の方が評価されやすく、あまり意欲を前面に出しすぎる人には大きな壁があるようです。