仕事の大変は仕事のやりがい

どんな職業にもそれぞれ苦労はあり、大変だと思うことはある。
しかし、それは見方を変えれば、仕事へのやりがいにもなり、大変な仕事をやり遂げた後には、報酬とはかけはなれた達成感という満足にもつながる。
むしろ、あまり知識や能力を必要としない単純労働では、仕事へのやりがいも薄く、何故か時間ばかりが気になって、返って精神的な疲労を感じてしまう。
今は、機械化やコンピューターによる処理能力が向上し、昔より複雑な仕事は減ってきている。
昔は、一級建築士が一週間以上もかかった、構造計算や材料の拾い出しも、今は女性職員がコンピューターを操作するだけで、僅か数時間で正確に処理されてしまう。
また、医療関係の事務では、保険の点数制度などがある為、医療事務などの資格が求められたが、今は磁気カードによる診察券が電子カルテや事務と連動している為、事務員が保険点数をわざわざ計算しなくても、自動的に清算金額が印刷され、特別に資格がなくても医療事務の仕事は可能です。
その為、今は昔に比べて、ひとつに集中して知識や能力が必要とされるやりがいのある仕事が少なく、仕事に達成感を感じる方も少なくなってしまったように感じる。
知識や技術を必要としなくなった職場は、それが能力を持つ資格取得者の職場を狭くして、若い労働力の使い捨てとなり、非正規雇用の労働者を増やしております。
今は、仕事における大変よりも生活の余裕に苦労している人が多く、先行きの見えない将来に不安を感じている若者が多い。

仕事にやりがいを持ちたいと考えている人に「働く人のための心の処方箋」を読んでほしいです。
仕事はやっぱり、達成感や満足を得られるように、やりがいをもってやりたいものですよね。

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